このレコーデフィングに使われた楽器はエリック・グリック・リーマンが改造したフェンダー・ローズ・ピアノ飲みで有る。元はモノのローズ７３・ステージ・ピアノには八つのアウトプットが足され、それをリアルタイムでミックスする。エリックはこのピアノの内部をゴムや金属のウォシャー、バネ、日本の紅葉の種、木のこま、そしてこのレコーディングが行われたニュー・メキシコ州サングレ・クリスト山脈で集めた水晶を使いプリペアードした。これを手や紙や布でミュートし、石やビー玉やブラシなので引いた。キーボードも使った。更に設置された亜鉛棒を弓で引いた。
エリック・グリック・リーマンはカリフォルニア州、バークレーに住むエクスペリメンタルな作曲家と即興者である。現代音楽からロックまであらゆるジャンルにて活動を続けている。

1. Forgetting Belief
2. What's Said, Reinterpreted By Future Hearers
3. Reiterated, Opinion Changes Meaning
4. Transmigrating Flock of Beliefs
5. In My Mind, Her Image Was Reversed
6- The Past, Aerated
7. Reinventing Belief

レーベル：Accretions （アメリカ）ALP-053 CD

スラムガムはロサンェルス出身の想像力に満ちたカルテット。
２作目の「カードボード・フレーヴァード・ファイバー」に服慣れた色鮮やかな楽曲にはジャズ、ワールドミュジックや現代音楽と言った彼らの多くの影響が聴こえる。併しスラムがムのユニークなサウンドは長年のコラボレーションに依って作り上げられた独自の言語で有る。どの曲も新鮮で無邪気な演奏で溢れ、四人の友に音を作る喜びを感じさせる。

1. Big Fun (Running In A Dream)
2. Hancho Pancho
3. Big Fun (New Ruckus)
4. Eshu's Trick
5. Big Fun (Street Puddle Rainbow)
6. Afternoon
7. Big Fun (Natural Liberation)
8. Quardboard Flavored Fiber
9. Big Fun (Buzzsaw Flower Blossom)
10. Puce Over Pumpkin With A Hint Of Lime
11. Big Fun (The Bellows)

レーベル：Accretions （アメリカ）ALP-052 CD

三部作の概念的のソロ・サクス・リリースの第二弾で有るサーベラス・レイニイングはジェーソン・ロビンソンのエクサイティングなリールタイム・エレクトロアクースティック音楽を代表する。ソフトウェアベースのプラットホームを使いテナーサックス、ソプラノサックスとアルトフルートのアクースティック音色を加工し、ギリシア神話における冥界の番犬ケルベロスを例える豊富に刺激的な物語を語る。
ライブの審美に元付き編集もダビングも一切無い。サーベラス・レイニイングは冒険好きなリスナーには音の饗宴だ。

1. Broken Seals
2. The Betrayal of Charon (Synchronous Aether)
3. Syrynx at the Edge of Nightfall
4. Stillness Shattered
5. Hope is Lost (Synchronous Aether)
6. The Inner Wave
7. Cerberus Reigning
8. A Darkness So Piercing
9. Serpentine Gaze
10. Among Goliaths
11. Rising Tide for Humanity
12. Some Shall Fall
13. Syrynx Song for the Fallen (Synchronous Aether)
14. The New Resistance Unveiled
15. Smoldering Ruins
16. The Final Horizon

レーベル：Accretions （アメリカ）ALP-051 CD

アクリーションズの２５周年を奇縁したオムニバス・リリース「２５」は長年の貢献者も若手のアーティストも含めて、レーベルの四半世紀に置いての実験的なサウンドを振り返り、これからの弾道をも提案する。
ハンス・フィエレスタッド、マルコス・フェルナンデス、Haco、ビル・ホリスト、ドーン・オブ・ミディ、サンティアゴ・ラトーレ他。

1. Intro - Damon Holzborn
2. Much Much More - Haco
3. The Psoriasis Coast - Bill Horist
4. the far seam - Dawn of Midi
5. Jazzorca En Vivo - Donkey
6. Plying - Eric Glick Rieman
7. The Keeper - Hans Fjellestad
8. Synchronous Aether - Jason Robinon and Michael Dessen
9. Circumambulating - Marcelo Radulovich
10. heat - Marcos Fernandes
11. Echodor - Nathan Hubbard
12. Solo - Santiago Latorre

レーベル：Accretions （アメリカ）ALP-050 CD

アクシス・トリオはピアニストのアミノ・ベリャマニ、コントラバス奏者のサム・ミナイエとパーカッショニストのクァシム・ナクヴィである。
アコースティク・アンサンブルなのだが、この二枚目のリリース「アンセム」に含まれている楽曲は、エレクトロ・アコースティックの世界への窓口である。加工された音とオーガニックな音の違いがブレて、ひっくり返され、再構築される。
結果、ギザギザなデジタル形態とピアニストのアミノ・ベリャマニが豪華に作曲したピースの簡明な相互作用となった。
ブロークン･ビート、ブリップ音と無数の群を成すかのようなデジタルの音色が、アクシスという即興トリオが持つ底深いインタープレイの核心には横たわっている。
繰り返し聴いた後「リアル」と「リアルではない」ことについて、自身の見事な無自覚に気づくだろう。
「アンセム」はヴァーチャルな領域に進化しつつある新たなインスト音楽に対する、鮮やかなコメンタールである。

1. When the Curd Meets the Rennet
2. Whey it Out
3. It Shall Ripen
4. Eh-Che-Ka
5. εδλ
6. L’Enfant Sympto^me
7. Sterile Dreams
8. Anthem
9. ...Then it Walked
10. Leap Toward Immortality
11 .The Hand that Feeds (Bonus Track)

レーベル：Accretions （アメリカ）ALP-049 CD

「ドーン・オブ・ミディ」の構成メンバーはパキスタン人のパーカッショニスト、クァシム・ナクヴィ。インド人のコントラバス奏者、アカーシュ・イスラニ。そしてモロッコ人のピアニスト、アミノ・ベリャマニである。
荒々しく叙情的な爆発音、そして時に静的であるこのデビュー作は、音楽の多面な輪郭を含みつつ響き渡る。
純粋な即興として仕上げられた作品群は、第一に一途なアコースティック音楽に対する信条：木管と金管楽器の音色における可能性。
そして自然発生するコンポジションの、魔術的な成り行きである。それらは空中と静寂への行為という思索による。レコーディングエンジニアで音声面での師であるスティーブ・ラッシュによって捉えられた初期の迫真性は、ドーン・オブ・ミディのデビュー録音は、ピアノトリオが作り出し得る、美しくねじれた例である。

1. Phases in Blue
2. Laura Lee
3. Civilization of Mud and Amber
4. The Floor
5. Tale of Two Worlds
6. One
7. Hindu Pedagogy
8. Annex
9. No Abhor
10. In Between

レーベル：Accretions （アメリカ）ALP-048 CD